“密”を避け仕事場も変化 コロナ禍の新しい働き方

“密”を避け仕事場も変化 コロナ禍の新しい働き方

東京では26日、新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。この3日間だけでも、新規感染者は157人。そのうち、感染経路不明者は70人と半分近くに及んでいます。東京は、第2波が来ているのでしょうか。
順天堂大学・堀賢教授:「そもそも第2波とは、一般市民に広く感染が広がり始めた状態。そのような兆候は今は見当たらない。集団検査にともなって無症状の感染者が増えているのが原因。その感染者の濃厚接触者からも感染者が見つかっている段階です。一般市民の間に感染が蔓延(まんえん)しているかは『PCR検査の陽性率』『受診の相談件数』、この2つの上昇を伴って新規発生件数が増えてきた場合は要注意」

感染の収束が見通せないなか、働き方も大きく変わろうとしています。テレワークの活用のほかにも、新しい技術を使って接触を減らす試みが始まっています。

ガラスメーカー『AGC』では、商談で顧客との接触をなるべく控えるべく、VR(仮想現実)の技術を営業活動に取り入れようとしています。試作品のVR映像では、製品の材質の違いだけでなく、ガラスの曲がり具合なども忠実に再現されています。今後は、触った感触をも再現できるセンサーの開発などを考えているといいます。
AGC先端基盤研究所・小林光吉さん:「一般的な営業のスタイルだと、お客様のところに伺って実際にサンプルを見せる。そういった、かなり人の移動が多い。これをバーチャルで見せるということは、ソーシャルディスタンスを保ちながらお客様にアプローチができる。そういったメリットがある」

オフィスのスタイルも様変わりしています。神奈川県鎌倉市にある、プロモーションやゲーム開発などを行っている『面白法人カヤック』では、デスクの配置を変え、座れる席を半分にしました。また、接触を減らすため、同じフロアの同僚でもテレビ会議で打ち合わせをします。
面白法人カヤック総務・齊藤大輔さん:「オンライン会議に慣れてしまったので、全然不便さを感じていないです」
さらに、階段は一方通行になっています。
面白法人カヤック広報・梶陽子さん:「どうしても密閉空間になるので、なるべく人が行きかわない方がいい」
緊急事態宣言中は1割、現在で3割程度が出社しているといいます。
面白法人カヤック広報・梶陽子さん:「コロナ以後は商習慣が変わってきまして、取引先ともオンラインでつながることができるので、オンライン会議は今後増えていくと思い、会議室も変えることにしました。