“あおり運転”厳罰化へ 遺族「ゼロにしてほしい」

“あおり運転”厳罰化へ 遺族「ゼロにしてほしい」

“あおり運転”への罰則を新たに盛り込んだ『改正道路交通法』が30日、施行されます。

今年4月、福岡県宗像市で前を走る車を追い越した後、進路をふさいで停止するなど、約700メートルにわたり、あおり運転をした男性会社員(36)が暴行の疑いで書類送検されました。男は「クラクションを鳴らされたので、カッときて、謝罪させるためにやった」と容疑を認めています。

改正道路交通法では、『前方で急ブレーキ』『車間距離を詰める』など、通行を妨害する目的で、あおり運転を行った場合、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。高速道路で車を止めさせるなど、特に危険な場合には、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。いずれも、運転免許取り消しの対象です。

法改正のきっかけの一つになったのが、3年前、東名高速で、あおり運転をされた末に、夫婦が亡くなった事故です。息子夫婦を亡くした萩山文子さん(80)は、今回の厳罰化について「あおり運転が1件でも少なくなったら、うれしい。ゼロになりっこないけど、ゼロにしてほしいね。みんながゼロにするっていう気持ちで、ハンドルを握ってほしい」と話します。