日銀短観11年ぶり低水準 企業の景況感が大幅悪化

日銀短観11年ぶり低水準 企業の景況感が大幅悪化

企業の景気認識を示す日銀短観が1日に発表され、新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーマンショックに次ぐ記録的な落ち込みとなりました。

 新型コロナウイルスによる景気の落ち込みはリーマンショック並みの水準となりました。日銀短観は今後の景気を占う重要な指標です。最も注目される大企業・製造業の景気指数は自動車をはじめとしたすべての業種で悪化し、リーマンショック後の2009年以来の低さでした。サービス業などの大企業・非製造業でも飲食や宿泊業で下落し、悪化幅は過去最大です。一方、3カ月後の景気は小幅に改善する見通しとなっています。経済活動が再開するなか、日銀内では「景気はすでに底を打ち、これから回復する」との見方が強く。1日の短観はそのシナリオに沿う内容です。ただ、感染の第2波への警戒感が広がるなどリスクははらんだままで景気回復への道はかすんだままです。