「怖がんないでよ~」六本木のカルガモ親子“連行”

「怖がんないでよ~」六本木のカルガモ親子“連行”

毎年、この季節よく見られるカルガモのお引っ越し。ところが21日、六本木ヒルズを散歩中のカルガモ親子が警察官に捕獲され、パトカーで連行される事態となりました。何が起きたのでしょうか。

 一体、何事でしょうか。おや、網を持っています。足早に歩く親ガモは行手を阻まれ・・・。次の瞬間でした。ピーピーという鳴き声が響いています。必死の抵抗を試みる子ガモ・・・。
 警察官:「そんな怖がんないでよ~」
 そう言われても、怖くないわけがありません。普段、カルガモの親子が憩う毛利庭園の池はすぐ近く。しかし、パトカーに乗せ、どこかに連れて行こうとしています。大丈夫なのでしょうか。
 同じカルガモの親子かもしれません。19日はテレビ朝日の敷地内に現れ、水辺に猛ダッシュ。水と戯れ・・・。平和な一日を過ごしていました。21日朝の一件を麻布警察署に聞くと、「通報があり、車道を歩いていたので交通安全の観点から保護し、パトカーで移動させ川に放した」といいます。警察がカルガモ親子を放したという場所に行ってみました。捕獲された現場から1.5キロほど離れた古川という高速道路の真下を流れる川です。
 「保護」という名のもとに、野生の生き物をかえって過酷な状況に追い込んでいるかもしれない、皮肉な話です。毛利庭園で遊ぶ姿は、もう見られないのでしょうか。