東京・感染過去最多463人・・・独自対策に出る自治体

東京・感染過去最多463人・・・独自対策に出る自治体

東京都は31日、新たに463人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。2日連続で過去最多を更新。7月の1カ月で、6500人近くの感染者が確認され、緊急事態宣言が出た4月を2500人以上、上回っています。
東京都・小池知事:「きのうの367人から約100人増えた。これまでの最多人数。あすから8月。夏休み、盆休みの期間に入るが、今年は残念ながら、例年とは違う夏になる。状況が更に悪化すると、コロナ対策をしっかり打つという意味では、都独自の緊急事態宣言を発することも考えざるを得ない」

ただ、緊急事態宣言については、経済団体から慎重な意見も出ています。
東京商工会議所・三村会頭:「中小企業の事業計画と雇用維持への努力は、そろそろ限界に近付きつつある。このうえ緊急事態宣言となれば、倒産や廃業の急増が懸念され、再度の経済収縮は、ぜひとも避けなければいけない」

全国でも感染拡大が止まりません。沖縄県は5日連続、過去最多を更新。71人の感染が確認された31日、県独自の緊急事態宣言に踏み切りました。8月1日~8月15日まで、沖縄本島全域での不要不急の外出自粛を求めました。県をまたぐ移動についても、沖縄県民には自粛を求め、県外からの訪問者に対しては、慎重な判断を求めます。沖縄の人口10万人あたりの感染者数は4.87人。東京の3.31人をも上回る割合です。病床の利用率は、104%を超えました。
沖縄県・玉城知事:「沖縄は“島しょ県”で、医療資源には限りがある。県民の健康や生命を必ず守り抜くという思いで、防疫体制の強化に全庁をあげて取り組んでいく。軽症者、無症状者用の宿泊療養施設を含めた病床の数がひっ迫している状況。何としても医療崩壊を食い止めなければいけない」

感染拡大が止まらない状況に、それぞれの自治体で独自の対策を取っている状況です。京都府は、接待を伴う飲食店やスナックでクラスターが確認されるなど、飲食の場での感染が相次いでいるため、飲み会や宴会の時間を制限。2時間程度にするよう呼び掛けました。大阪府は8月6日からミナミの繁華街の一部で、酒を提供する飲食店の営業時間を午後8時までに短縮するよう求めました。時短営業に応じた店には、大阪府と大阪市で一日2万円の補償を検討しています。愛知県では31日、193人の感染を確認し、過去最多を更新しましたが、規制や制限をかけることには慎重な姿勢を見せています。一方、愛知県の隣、岐阜県が動きました。岐阜で行動歴がわかっている感染者は、約6割が愛知に由来しているといいます。そこで、愛知県内、特に名古屋市で酒を伴う飲食を控えるよう呼び掛けました。