IS追い詰めた軍用犬、日本にも 紙吹雪舞った出征式

IS追い詰めた軍用犬、日本にも 紙吹雪舞った出征式

シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者を追い詰め自爆させたのは、米軍特殊部隊の兵士ではなく、軍用犬だった。80年前、日本も犬を戦場へと送り込み、積極的に活用していた。このほど、そんな歴史をひもとく、一つの映像が見つかった。
「祝出征」。のぼり旗を掲げた隊列が繁華街を行進する。沿道の百貨店の窓からは紙吹雪が舞い、日の丸の小旗を持った店員の顔が並ぶ。バンザイする人々の前を、犬たちを中心に据えた隊列は足早に進んでいく――。太平洋戦争や日中戦争のさなか、1939年に北海道小樽市で撮られた映像の一コマだ。こんな光景が記録されていたのは、朝日新聞社が戦前に制作した「軍用犬の出征」というタイトルの子ども向けニュース映画だ。ナレーションは犬たちをこう持ち上げた。
「戦地で兵隊さんたちにまじってたくさんの手柄を立てている軍用犬。これは北海道のある街から出征した軍用犬たちの勇ましい姿です」
http://www.asahi.com/articles/ASMC55VHQMC5IIPE01N.html