長年同じ義足で練習、脳まで進化 つかんだ2m超え跳躍 鈴木徹選手

長年同じ義足で練習、脳まで進化 つかんだ2m超え跳躍 鈴木徹選手

走り高跳びで2メートルの高さを跳んだことのある現役の義足アスリートは、世界中で鈴木徹だけだ。自己ベストは2メートル02。右足に義足をつけて跳躍する難しさを、「足首の機能がなく、制御できないことにある」と説明する。
 スキーブーツを履いて歩いた経験はないだろうか。足首が曲がらない状態では歩きにくく、高く跳び上がることもままならない。例えて言うなら鈴木はそんな状態で、反対側の健康な左足で踏み切って2メートルのバーを跳び越える。跳躍の肝は、義足を足首のように使えるかどうか。39歳のすごさは、義足では特に難しいカーブでの助走と、踏み切る直前の体の沈み込ませ方にある