発砲現場に黒煙 香港警察の強硬姿勢に衝突激化か

発砲現場に黒煙 香港警察の強硬姿勢に衝突激化か

香港で抗議活動が始まってから警察官が参加者に発砲して負傷させたのは今回が2回目になり、警察は強硬姿勢を強めています。

 (南出拓平記者報告)
 発砲事件があった現場では、今も血痕が残っています。市民らが道路に火を放ったことを受けて、いったん退いていた警官隊がこの場所に戻ってくるということです。市民らが慌ただしくこの場所を後にしています。道路からは激しい黒い煙が出ています。
 香港では先週、警察の強制排除中に大学生が死亡したことを受け、連日、追悼集会が開かれるなど市民の反発が強まっています。一方、警察も強硬姿勢を強めています。11日の発砲が最たるものですが、最近は催涙弾やゴム弾は警告なしに撃つのが日常となっています。また、デモ隊だけではなく、民主派の議員を次々と逮捕・起訴するなど当局は様々な圧力を強めています。
 強硬姿勢を強めてきた先週というのは、ちょうど中国の習主席が香港の林鄭月娥行政長官に対して直接、デモ対策の強化を指示したタイミングです。そこから強化が一層、進んでいるということで、今後もさらなる衝突が心配されます。