保育士が園児にありえない対応 今も残る顔の傷跡

保育士が園児にありえない対応 今も残る顔の傷跡

3歳の保育園児の顔に書かれた落書きを消そうと、保育士がまさかの行動。
全治1カ月のやけどを負い、母親は、警察に被害届を提出した。

カメラに顔を向ける3歳の男の子。
頬が赤く、ただれたようになっている。

3歳の男の子は、本来掃除に使うメラミンスポンジで頬をこすられ、けがをしたという。

汚れ落としのスポンジで園児の顔をこするという、まさかの行動でけがをさせたのは、多くの子どもを預かる保育士。

なぜ、このような事態が起きたのか。

被害児童の母親は「震えて泣きじゃくって、聞く耳持ってくれない。ギャーわめいて、(保育園に)行きたくない行きたくないの一点張りで」と話した。

保育士が汚れ落としのスポンジで子どもの顔をこする。
そんなまさかの事態が起きたのは、京都市内の認可保育園。

2019年6月のことだった。

被害児童の母親は「ほっぺたも赤くなって、こすられたところはザラザラ。4人きょうだいの中で、一番肌がきれいなんですよね。それも治らないのかなって」と話した。

けがをしたのは、3歳の男の子。

園に40年以上勤務していた60代の女性保育士は、研磨作用のあるメラミンスポンジで頬をこすったという。

母親によると、男の子は全治1カ月のやけどと診断され、半年たった今も傷痕が残っているという。

なぜ、メラミンスポンジを使ったのか。

保育園側はその理由について、男の子が水性ペンで自分の頬に書いた落書きを落とすためだったと説明。

7月に自主退職した女性保育士は、「落書きを残したまま帰るのはかわいそうだと思った。スポンジを使うのは間違いだった」と話し、対応の誤りを認めたという。

このスポンジ、握ってみると、かなり反発力が強くて固い。
さらに、表面は音も聞こえるが、全体的にざらざらとしていて、指がつっかえるような感覚もある。

こびりついた汚れなどを削るように落とすメラミンスポンジ。

パッケージには、「人体や食品には使用しないでください」などの注意点が書かれている。

有明こどもクリニック・小暮裕之理事長は「小さければ小さいほど、まだ皮膚は弱いので、ずっと(スポンジを)使っていれば、皮膚が徐々に削れてくる。皮膚の表面がはがれることによって、炎症、赤くなったりする症状が起こる」と話した。

母親は警察に被害届を提出。

保育園側は母親に謝罪、説明し、誠実な対応をしているとしたうえで、「あり得ない対応で申し訳ない。誠意を持って対応させていただきたい」と話している。

(2019/12/25)

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH