横浜港クルーズ船 下船に向け全員検査の態勢増強へ

横浜港クルーズ船 下船に向け全員検査の態勢増強へ

横浜港のクルーズ船では、感染が確認された人の搬送が続いています。厚生労働省は6日後の下船に向け、乗船者全員を検査する態勢作りを急いでいます。

 (松下広司記者報告)
 感染が確認されたとみられる人を乗せた救急車がこれまでに少なくとも3台、確認できました。厚労省によりますと、12日午後10時までに新型コロナウイルスに感染した39人のうち31人を病院に搬送しています。これまでは関東近県での搬送でしたが、受け入れ先が限られているため、12日は長野県の病院にも搬送をしました。また、6日後の下船に向けた検査態勢についてですが、高齢者を先に降ろしたとしても、船内に残っている人は約3000人以上になるとみられます。国は下船する人全員に対して検査をしたい考えで、民間にも協力を求めて一日あたり1000件を超える検査ができるよう態勢の増強を急いでいます。しかし、現在、検査できるのは国立感染症研究所のほか、羽田空港など3カ所の検疫所で、可能な検査数は一日300件程度にとどまっています。乗客に話を聞きましたが、乗客のなかからも症状がない人を含めて全員、検査をしてほしいという声が多く上がっているということです。