クルーズ船の高齢者ら先に下船へ 健康上の不安鑑み

クルーズ船の高齢者ら先に下船へ 健康上の不安鑑み

横浜港のクルーズ船について加藤厚生労働大臣は、検査で陰性になって健康に不安のある高齢者で希望する人を順次、下船させると発表しました。

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」には現在、約3600人がとどまっていますが、厚生労働省は新型コロナウイルスの感染者や体調不良の人たちを除き、19日まで船内に留め置く方針でした。しかし、あと1週間ほど船内で待機することは健康上の不安もあり、健康に不安のある高齢者を先に下船させる方針に変更しました。具体的には、80歳以上で持病がある人や窓がないなど空気の入れ替えができない船室に待機している人について、新型コロナウイルスの検査で「陰性」と判定され次第、希望者を順次、下船させて潜伏期間が解消するまでの間、政府が用意する宿泊施設に滞在してもらうということです。加藤大臣は、下船する高齢者の家族や同室にいる人についても「配慮しながら進めていく」と付き添いを認める考えを示しました。