新型コロナウイルスで国内初の死者確認 死亡後に陽性が発覚

新型コロナウイルスで国内初の死者確認 死亡後に陽性が発覚

国内で初めて、新型肺炎の感染者が死亡した。

加藤厚労相「神奈川県より新型コロナウイルス感染者の陽性例の報告がありました。この方は、神奈川県在住の80歳代の女性です。1月22日に発症し、2月1日より神奈川県内の病院に入院していたが、本日、死亡が確認されました」

厚生労働省によると、神奈川県に住む日本人の80代の女性は、1月22日に倦怠(けんたい)感があり、28日に近くの病院を受診。

2月1日に肺炎と診断され、別の医療機関に入院した。

6日に呼吸状態が悪化して、ほかの医療機関を受診したが、12日、呼吸状態が悪化し、13日、死亡が確認された。

12日、新型コロナウイルスの検査を行っていて、死亡後に陽性が確認されたという。

女性に渡航歴はないという。

一方、東京都内に住む、個人タクシーの運転手の70代の男性が感染していることが新たに確認された。

関係者によると、この男性運転手の義理の母親は、死亡した神奈川県の80代の女性だという。

タクシー運転手の男性は、1月29日に発熱し、都内の医療機関を受診。

1月30日から2月2日まで自宅療養していた。

その後、症状が改善しないため、3日に再診。

肺炎の影が見られたという。

4日から5日にかけて自宅療養をしていたが、6日に入院し、その後の検査で、13日に感染が確認された。

東京都によると、男性は発症前14日間以内に中国・湖北省や浙江省への渡航歴はなく、普段からマスクをしてタクシーに乗務していたという。

また、発症後は日常生活でもマスクをしていて、タクシーの乗務はしていないという。

東京都の会見「具体的にどういう方を運んだかについては、詳細確認できておりませんが、外国の方を1月29日から潜伏期間14日前を含めて、運んではいないということは確認しております。(外国の方は運んでいない?)はい、本人からの聞き取りで運んでいないと確認しております」、「羽田空港からお客さんを乗せてタクシーの業務はしていないということを確認している」

厚生労働省や東京都は、感染の経緯や濃厚接触者の調査を進めている。

さらに和歌山県で、県内に住む50代の日本人男性外科医が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。

この男性外科医は、和歌山・湯浅町の済生会有田病院に勤務。

1月31日から熱や全身の倦怠感が出たあと、2月7日まで微熱が続いていた。

その後、8日に38度の発熱。

CTによる検査で、肺炎の症状が見られたという。

10日に医療機関に入院し、13日の検査で感染が確認された。

県によると、発熱などの症状が出たあとも、2月3日から5日までは、病院で通常の勤務をしていたという。

和歌山県の会見「発症前の14日間におきまして、渡航歴はございません。明らかな中国人とのエピソード(接触)がないということが、今現在の結果でございます」

県は、男性医師の勤務先である病院に対し、新規の患者の受け入れを行わないよう求めていて、今後、濃厚接触者などの調査を進めるとしている。

また、千葉県に住む20代の男性の感染も新たに確認されたが、男性は、発症前2週間以内の海外への渡航歴がなく、感染患者との明確な接触は確認できていないという。

(2020/02/14)

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