「脊柱側弯症」を早期に発見 背骨を“立体化”

「脊柱側弯症」を早期に発見 背骨を“立体化”

重症化すると命の危険もあります。背骨が大きく曲がる疾患「脊柱側弯(せきちゅうそくわん)症」の早期発見につながる画期的な機械が開発されました。

 真っすぐ立った状態で曲がった背骨。これは脊柱側弯症の15歳の女性のレントゲン写真です。
 脊柱側弯症とは、背骨が曲がって変形する疾患。成長期の小中学生を中心に増加傾向にあり、13歳から14歳の女性では発症率は2.5%。腰痛などや心肺機能の低下、重症化すると命の危険もあるといわれています。
 予防や治療には早期発見が鍵ですが・・・。検査に革命的な変化をもたらすのが「日本臓器製薬」などから27日に発売された「3Dバックスキャナー」です。
 1人あたりにかかる時間はわずか0.5秒。2つのレンズが搭載されたスキャナーで撮影し、3D解析した立体画像と背中のわずかな高さの変化を地図の等高線のようなしま模様で表した2つの画像が作られます。この2つの画像をもとに、まずは脊柱側弯症の疑いがあるかどうかを判断。「陽性」の場合はレントゲンなどの検査へ。この方法が普及すれば、学校などでも大人数に対して精度の高い検診が可能になります。