冠水被害から一夜明け 水は引いたが・・・佐賀・小城市

冠水被害から一夜明け 水は引いたが・・・佐賀・小城市

九州北部を襲った記録的な豪雨。28日、一時的に大雨特別警報が出た佐賀県では町の広範囲が浸水するなど大きな被害が出ました。市民生活に影響が出ている佐賀県小城市牛津町から一夜明けた現在の様子です。 (辻歩記者報告) 28日、完全に水が張り出して冠水していた地域です。一夜明けてポンプが作動して排水が進みましたが、道路には28日まで水があったため、泥がまだ残っているような状況です。住民が朝から家のガレージなどにたまった泥を掃き出すような作業に追われていました。そして、周辺は水路が張り巡らされているような地域ですが、その水路から水が上がってきて冠水したということです。ごみ置き場の奥にある水路から水が上がってきたことによって、かなり重量があると思われるごみ置き場が水に流されて1メートル以上、移動してしまっています。少し道路をふさぐような形になっています。28日は腰ぐらいまで水が来ていて、車の通行もできませんし、歩いて移動することも非常に困難な状況が続いていました。 そして、冠水の影響は一夜明けてもまだ出ています。各家庭から出る生活排水を流す配管の上にあるマンホールから水が出ています。28日の冠水の影響で、生活用水を流す下水道がいっぱいの状態になっているそうです。こういうことがあり、防災無線では28日からできるだけ生活用水を流さないようにして下さいという呼び掛けがあったそうです。ただ、地元の人に話を聞いたところ、どうしても部屋の中のガレージなどを掃除する際に水を流すという作業が必要になってくるので、生活用水を流さないで下さいという呼び掛けには困惑の表情も浮かべていました。また、去年の西日本豪雨の際も冠水被害がありましたが、冠水が引いた後、乾燥してから土で覆われてきますので、衛生面にも注意が必要です。これから引き続き雨が降ることによる土砂災害への警戒が必要ですが、それに加えて衛生面にも注意が必要な状況です。